諦めずに最後まで、挫けない心が大事
これから受験期に入るにあたって、最も大切なことを話したいと思います。それは、絶対に諦めないことです。当たり前だ、と思うかもしれません。しかし、受験生は一つ一つの結果によってメンタルがかなり左右されます。
特に、共通テストは受験生が今後を決めるにあたって最も重要な試験です。そこで点数が伸びなかったら誰だって落ち込むでしょう。自分はそんなことにならないから大丈夫!と思ってる人ほど危険です。
ここからは、私に実際に起こった話です。
私は、共通テスト模試はそこそこの点数を取れていました。本番で最大限の力を出せば国公立医学部合格は全然夢じゃない、といった状況でした。当時、私自身少し余裕がありました。本番もいつも通りの調子で解きました。しかし、共通テスト採点日、事件が起こりました。日本史Bの問題を解くはずが、間違えて日本史Aの問題を解き(解答欄には日本史Bとマークしている状態)、更に化学で途中問題番号をずらしてマークしていることが発覚しました。結果、医学部受験者にしては圧倒的に少ない7割ちょっとしか取れていませんでした。当然、採点したその日はひどく落ち込みました。こんなことになるなんて誰が想像したでしょう。
ですがその翌日、僕はあっさり立ち直りました。国公立は届きそうにないにしろ、私立なら共通テストを気にせず受験できる、と気持ちを早めに切り替え、急いで願書を出しました。そして念願の国公立も、足切りがなく、二次の配点が高いところを探して、そこで挽回できるように勉強を重ねました。
その結果、色々な奇跡も相まって、無事大逆転合格を勝ち取ることができました。
この話で大事なのは、共通テスト採点日の段階でもし諦めていたら、そこから何も生まれることはなかった、ということです。確かに、私の場合はだいぶ極端ですし、そもそも共通テストでミスをしなければこんなことにはなりませんでした。ですが、誰だってこういうことが起こりかねません。そういう時にこそ、どんな状況でも決して挫けることのない心が必要になってきます。みなさんも是非この心を忘れず、あとは感謝と謙虚の気持ちも持って受験に臨んでください。
また、このような悲惨な状況の中で二次で挽回できたのは、ひとえにeliveのおかげだと考えています。ここまで基礎力と応用力を上げてくれたことに、この場を借りてお礼申し上げます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。